株式会社唯心 警備事業部・部長の海野です。
先日、都内にて某イベントの雑踏警備に参加してきました。
その感想であったり振り返り、反省や意識すべてきことを書いていきたいと思います。
社内の警備士はもちろん、雑踏警備を仕事としている方々の参考になれば嬉しいです。
前回の記事はこちら
5W1Hの重要性とは?自然と必須要項を記録できるルールを覚えよう。 – 株式会社唯心 警備事業部
5W1Hという言葉を知っていますか? 六何の原則とも呼ばれる5w1h。ビジネスシーンはもちろん、警備の現場においてもとても重要な法則です。
雑踏警備とは?
弊社は主に、建設現場を対象とした交通誘導業務を行っていますが、時折大規模イベントを対象とした雑踏警備も請け負っています。(以下リンクは弊社の主な業務内容です)
建設現場とは勝手が違い、多くの人が行き交う場所で、事故なくイベントを遂行させるために必要な業務が雑踏警備。
警備員が集客を制限したり、持ち物の検査も行うこともあります。公共の場所やイベント会場を安全に保つため、非常に重要な役割を担っている警備業務です。
何度も経験していたイベント雑踏警備も…
私自身の経験で言いますと、イベントを対象とした雑踏警備は毎年経験していますので、何が起こるのか、どんなところに気をつけた方が良いのかは、概ね想像がつきます。
しかし、毎回全く同じことが起こる訳では無いので、初めての経験も多々起きるもの。
今回もまた改めて意識すべきポイントがあったので、いくつか挙げていこうと思います。
連携の重要性
今回の業務で感じたことは、連携の重要性です。
私たち警備スタッフとその他のスタッフでは、トラブルが起きた際の判断にバラツキがあり、その場で最善の決断を、その場で判断しなければならない場面がありました。
しかし本来であれば、事前により話を詰め、多くのシチュエーションに対する想定をしておくことで、より滞りなく最適な判断をすることが出来るはず。
他社との連携を事前に十分に行える時間は多くはないのですが、その中でより有益な情報共有は出来るのではないか、とも思いました。
イベントの周知と当日の認知
今回担当した現場では、イベントの周知が一般の方に十分に伝わっておらず、多くの一般の方が道の閉鎖や迂回の指示にご不満を持っている様子でした。
事前の周知をより徹底すれば解決するのかもしれませんが、もちろん費用もかかることですし、なにより警備側で出来ることは多くはありません。
であるならば、同じことが想定される現場では、どうやって一般の方々の不満を解消してあげられるのか、どんな説明が分かりやすく、ご納得頂けるものなのか。
この辺りをより考え、共有していく必要があると感じました。
ルートの確認とスタッフの役割
トラブルのスムーズな対処の為、改めてスタッフが移動に使用するルート、イベントの主要な使用ルート、またイベント関係者外の方々が使用するルートを、細部まで把握しなければいけない必要性を感じました。
スタッフが使用するルートを覚えていれば、迅速な連携で他のスタッフと対応ができます。
イベントの主要なルートを覚えていれば、イベント周りの事象を全般的に把握しやすいです。
またイベント外の方々が使用するルートに関しては特に重要で、迅速丁寧な案内で、適切なルートを案内することが、トラブルの回避や発展を防ぐことにつながります。
経験を積んで、よりよい案内とトラブル防止を
イベントの雑踏警備は何年も経験していますが、参加するたび、また新たなトラブルや対応例に出会うことになります。
仕事を終えた後にはしっかりそれらを分析し、反省し、次回以降良い形で生かしていく、そんな警備を心がけていきたいと思います。
株式会社唯心 警備事業部について
株式会社唯心 警備事業部は、東京都を拠点に建設・工事現場を対象とした警備事業を請け負っています。
会社名 | 株式会社 唯心(YUISIN Co., Ltd.) |
所在地 | 〒111-0022 東京都台東区清川1-23-1 |
連絡先 | TEL 03-6458-1011(警備事業部代表) |
事業内容 | ・総合警備事業 ・葬祭関連事業 |
採用情報は、以下のページにてご確認ください。
↓唯心で働く警備士からのメッセージはこちら↓