唯心には2つのテーマを設けています。
「誰もが格好良く仕事をすること」
「当たり前のことを当たり前に」
想像してみてください。
凛とした姿勢で立ち、人との対話は笑顔で、時に鋭い眼差しで、真剣に仕事に向き合う”警備士”がいたら…。
きっと「あれ、あの警備員…ちょっと格好良くない?」とか「あの人の動き、すごく分かりやすくて運転しやすかった」とか、そんな印象を持つのではないでしょうか?
皆さんは子供のころ、どんな職業に就きたかったですか?
スポーツ選手、宇宙飛行士、医者、アイドルなど、色々あるでしょう。皆が「格好良い」と心から思える職業だったはず。
そこに収入や待遇、環境などといった、大人の事情は存在なかったはずです。
いつの間にか私たちは大きくなり、大人の事情を抱えながら生きていくことが常となりました。
守るものが増え、負うべき責任が増えることで、子供の頃に見ていた夢は本当に”夢”になってしまいました。
では大人なら、大人の事情に納得しているのなら。辛く好きでもない仕事をやり続けることができるでしょうか?
「仕方がない、諦めるしかない…。」そんな思いを持って仕事をする大人の姿が、子どもたちにはどう映っているでしょう?
誰かから「格好良い」と思ってもらえる。そこには収入や待遇では代えがたい価値があります。
大人になっても”夢”を追い続けてほしいのです。格好良い姿を見せ、格好良く仕事をしたい。そんな思いを、多くの人に持ってもらいたいのです。
夢物語と笑われるかもしれないけれど、唯心の”警備士”は皆、そうであって欲しいと思っています。
そして、そんな”警備士”になってもらうに為に必要なのことがあります。
「当たり前のことを当たり前に」です。
我々には夢を追う権利があるのと同時に、果たさなければならない義務があります。
これを「当たり前に」全うできる環境の構築が、人を雇用する会社側の責任です。
警備業である限り、残業、深夜、休日の勤務は避けられません。それであれば会社は残業代、深夜割増、休日出勤手当を「当たり前に」支払う。これは当然のことです。
月給制の雇用にすることで、社会の仕組みに噛み合い、安定した生活を手に入れてもらう。
会社と従業員がお互いに向き合える環境があれば、その先にはワクワクする未来しかありません。
何も特別なことは必要ないのです。
「当たり前のことを当たり前に」なる環境が、会社と働くみんなの未来を作り上げてく。
その環境ができてこそ「誰もが格好良く仕事をする」未来が待っている。
そう信じて、唯心は働く警備士たちとともに、前へ進んでいきたいと思っています。